スキーとスノボの話

この記事はmast20アドベントカレンダー 2021/12/9 分です。

↓mast20アドベントカレンダーはこちら

adventar.org

 


 

 

こんにちは、カフェイン無効です。この記事を書いている今日は2021/12/9、そう、当日の昼です。月曜あたりの爆弾低気圧パンチを受けて沈んでいたため課題が溜まって死んでいたのでこんなぎりぎりに。私の期限周りいつもこんな感じですね?はい、反省しています......。

まあ、そんな話はさておいて、今回の記事ではスキーとスノーボードについて書いていこうかと思います。「ウィンタースポーツやったことない!」とか、「やったことあるけど1、2回だなあ」という人に向けて書くのと、特にスキーは親にしか教えてもらっていないので、詳細な部分で適当ぬかしてても許して。

え?自己紹介記事のバリ堅敬語はどこいったかって?最初で文体のお堅さハードルぶち上げとけば後の記事の文体テーマに合わせて選びやすいだろ、という訳です。今回はゆるゆる行くよー。

 

1.私のスキー・スノボ経歴

幼稚園より前:スキーを始める

幼稚園:ボーゲンが一人でできるようになる

小学生:パラレルができるようになる

中学生:同じスキー場に行くと大抵どのコースにも行けるので少し飽きるなーと思い始める

高校生1年生:その結果スノーボードを始め、できたばかりのスキー&スノーボード同好会に入る

それ以降:主にスノボで遊んでいる

 

簡単に年表のようなものを書いてみました。基本的には毎年スキー・スノボに行ってこんな感じですね。ボーゲンやパラレルはスキーの滑り方の名前なのですが、後でちゃんと説明しますのでご安心を。

 

2.スキーやスノーボードの道具

まず、スキーとスノーボード共通の道具から説明しましょう。

・スキーウェア

これは基本装備ですね。雪が降る寒さでもこれを着ていれば安心です。上下別れているタイプが一般的ですね。気温に合わせて中にセーターやヒートテックのシャツ、タイツなどを着ましょう。リフトに乗っている最中は寒いが滑っていると暑い、なんてことも多いので、脱ぎ着できるもので温度調整できると良いですね

・靴下

スキーやスノーボードをする際、靴下は結構大事です。スキー・スノーボードでは専用の靴を履くのですが、その際靴擦れしたり、フィット感が悪くなってしまわないように、厚手のハイソックスを用意しましょう。また、足先は冷えやすいので、保温性の高いものが良いでしょう。

・帽子またはヘルメット

スキー・スノーボードは転倒することが多いので、頭を守れるよう、ニット帽やヘルメットを被りましょう。私はスノボをするときはヘルメットを着けています。

・ゴーグル

雪の照り返しは結構きついので、ずっと裸眼でいると目に悪く、晴れているときなんかはまぶしくて見づらいです。吹雪の時にも目に雪が入って邪魔になります。ということで、ゴーグルを着けると良いです。サングラスをしている人もいますが、ゴーグルは転倒の際に目を守ってくれる効果もあるので、特に初心者にはゴーグルをお勧めしておきます。

・ネックウォーマー

何もつけないでいると首元がスースーして寒いです。マフラーは長いので引っかかったりする可能性があり危ないので、ネックウォーマーの方が良いと思います。

・フェイスマスク

吹雪の時に滑っていると寒いし、雪が冷えた顔に当たって痛いです。なので、フェイスマスクで顔を覆って防寒すると快適です。

・手袋

雪は冷たいです。手袋だいじ。

・日焼け止め

何も塗らないでいると、雪の照り返しでかなり日焼けします。私は以前塗り忘れたときにだいぶヒリヒリしました。ゴーグルをしていると、日焼けの跡が逆パンダになります。パンダになりたくなかったら塗りましょう。

・リップクリーム

雪山は乾燥がすごいです。すぐに唇がカッサカサになって切れてしまうので、リップクリームもあった方がよいでしょう。

・ヘアゴ

髪の長い方はしっかり結んで帽子やウェアの中にしまっておくとよいでしょう。そのままにしていると髪の毛が氷漬けになってバリバリします。

・ワイヤーロック

板が盗まれたりすることがあるので、防犯用に複数人の板をまとめてつないだり、板立てるとこにつないだりします。本気出されたら切られちゃうけどそんな行動してたら怪しまれるので、抑止力くらいにはなる。

 

共通のものだとこんなところでしょうか。では、ここからはスキーとスノボ個別の道具について説明していきます。

まずはスキーの説明。

・スキー板

これが無いと滑れませんね。大事です。長さはいろいろあって基本的には身長に合わせて選びます。初心者は(身長ー10cm)くらいでしょうか。ショートスキーというのもあって、こちらはかなり板が短くなっています。小回りも効くので、慣れればくるくる回転しながら滑れるようになったりしますが、板が短いゆえにバランスがとりづらくなります。一般的なスキー板は転倒などの衝撃が加わると外れるようにできているので、派手に転んだ際に足が絡まる心配はありません。

・ストック

スキーをするときに両手に持つ杖的なものです。滑る際にバランスを取ったり、リフトまでの平地をスキーで移動するときに漕いだりできるので便利です。ストックが無くても慣れればバランスはとれますし、移動の際にもスケーティングすれば多少の坂も登れるので問題はありませんが、あった方が初心者にはやりやすいと思います。

・スキーブーツ

スキーブーツの前後の突起に引っ掛ける形でスキー板を着けるので、これも無いと滑れないです。大事。スキーブーツを履いて、つま先側をスキー板の対応するとこにはめてからかかとを押し下げることで、スキー板を装着することができます。スキーブーツはプラスチックなどの樹脂で覆われているので外側は硬いです。少し履きづらいので、慣れるまでは着脱が少し大変かも。結構重量感があります。

 

こんなところでしょうか。では続いて、スノーボードの道具の説明です。

・ボード

これも無いと滑れないですね、大事です。長さはこれも身長に合わせて決め、基本的には(身長ー15cm)が目安です。ボードの種類には、フリースタイルボードやアルペンボード、パウダーボードなどありますが、まずはフリースタイルボードでよいでしょう。あとは、幅や硬さなどもいろいろあります。平地でトリックをするグラトリ(グラウンド・トリック:平地で滑りながら片足浮かせたり回転したり少しジャンプして向き変えたりするやつ)をするなら、少しやわらかい板で目安より短めのものを選ぶ、みたいな感じで目的によって選び方が変わってきますが、レンタルでいろいろ試して自分に合うスタイルのボードを見つけるのも良いでしょう。

ちなみにこれが私の板です。フリースタイルボードで、少しだけやわらかかったはず。少しスピードを出して、スピードを落とさずにエッジを立てて曲がるカービングもやりたかったので、そこまでやわらかいものは選んでいません。板にくっついている足をはめる部分のパーツをビンディングというのですが、この角度も好きなように調整できます。

f:id:caffeein_sleep:20211209143452j:plain

・リーシュコード

上の私の板の画像で、真ん中あたりに黒いベルトのようなものが見えるかと思います。それがリーシュコードです。ボードはスキー板と違って足から外しても、勝手に滑って行ってしまうのを防止する突起などがないので、このリーシュコードの一方をビンディングにつけ、もう片方を滑るときに前側にする足のひざ下あたりに付けることで、ボードが流れて行ってしまうのを防止します。ボードが流れて行ってしまうと、コントロールする術がありません。坂で加速した末に人にぶつかったりすれば大事故になります。必ずリーシュコードを付け、また、絶対に板を流さないようにしましょう。

スノーボードブーツ

スキーブーツとは違ってやわらかく、履きやすいですが、紐タイプのものだと締めるのが少し大変です。私は紐タイプのものは自力では十分に締められなかったため、ダイヤルを回して締めるボアタイプを使っています。クイックレースタイプというのもあるみたいです。靴を選ぶときはフィット感を大事にしましょう。レンタルで合わない靴で長時間滑っていると、私みたいに親指の爪が割れますよ......。

 

道具に関してはこんなところでしょうか。もし何か大事な道具を忘れていそうだったらそっと教えていただけるとありがたいです。

 

3.滑り方をめっちゃ軽ーく説明

さすがに文章のみで伝えきれるほどの文章力は無いし、実際にスキー場や動画などで見てもらった方が早いと思うので、とりあえず軽ーく説明してみます。

まずはスキーから。

・ボーゲン

これは私の経歴紹介で出てきましたね。スキー板をハの字型にして、都度ブレーキをかけながら滑る方法です。初心者の人はまずこれを覚えましょう。結構筋肉が疲れるので覚悟しておきましょう。

・ターン

曲がりたい方の足に体重を乗せることで曲がることができます。

・パラレル

ボーゲンとは異なり、スキー板を平行にして滑る方法です。曲がるときもエッジを立てることでスピードを落とさずに曲がることができます。ブレーキをかけたいときは、曲がるときの体重移動を少し強めにやる、というかかかと側にかける力をつよくする......のかな。スキーは体感でやっているので少し説明が難しいです。

 

軽く説明だとこんなもんかな?次はスノボ。

・サイドスリップ

体の前面や背面を前にして滑る滑り方です。この滑り方だとあまりスピードも出ないですし、しっかりしたブレーキやターンをするためにはこの滑り方ができていないといけないので、まずはこの滑り方を練習しましょう。バランスを崩してしまった際、斜面側に倒れると結構痛いので気を付けましょう。体重は山側へ、です。この滑り方ができれば、どんな急な斜面でもとりあえず降りることができるようになるので安心です。

・体の側面を前にして滑るやつ

名前がわからないのですが、見出し通りの滑り方です。サイドスリップよりスピードが出て、この状態からカービングをすると、スピードを落とさずに曲がることができます。結構ぐいーんと曲がるので楽しいです。この滑り方をするとき、最初は怖くて腰が引けてしまい、後ろ足に体重が乗ってしまう人が多いですが、しっかりと前足に体重を乗せましょう。その方が安定します。後ろ足に体重を乗せるのは新雪を滑るときには役に立つので、前足と後ろ足の体重のかけ方を自在に変えられるようになると、いろいろな滑り方が楽しめると思います。

・滑り方とはちょっと違うけど「スタンス」について

左足を前にして滑るのをレギュラースタンス、右足を前にして滑るのをグーフィースタンスといいます。右利きだとレギュラースタンスの場合が多いようですが、両方試して合う方を使えばよいと思います。スタンスによってビンディングの角度が違ったりするので、スタンスを変えるときはやりやすいようにビンディングの角度も調整しましょう。私はレギュラースタンスですが、グラトリの一環として滑っている間にスタンスを変えるスイッチングをするので、グーフィーでも一応滑れるようにビンディングの角度を調整しています。

 

こんなものでしょうか。文章量からスキーは適当に滑っていることがばれてしまいますね。

 

4.スキー・スノーボードに共通する練習の始め方

まず、平地で立ちあがったり、立ったり移動したりできるようになりましょう。平地でできないことは坂でもできないですからね。

平地で少し練習したら、次はスキー場の下の方の一番緩い坂で練習してみましょう。最初からリフトに乗るとリフトから降りた直後に坂がある場合などもあるので、リフトに乗る前に、少し坂を歩いて登った場所で坂になれる練習をするとよいと思います。このとき、坂の端で練習するようにしましょう。真ん中でやると邪魔になってしまったり、滑ってきた人がぶつかる可能性があって危険だったりするので。

練習できそうなところまで移動したら、まず、坂で立てるようになりましょう。そして立てるようになったら、次はブレーキの練習です。これらが済めば、リフトに乗って多少の坂があっても安心、という訳です。スノボの場合には、リフトに乗るときは片足だけボードに固定するので、その時の滑り方を練習しておきましょう。

リフトに乗って一番緩い坂の上まで来たら、ここから徐々に一番簡単な滑り方体重移動を練習していくことになります。

以前ボード初心者の高校同期の友人とスノボに行って教えたことがあるのですが、友人がアイススケートをやっていてバランスを取るのがうまかったのもあってか、2、3日ほどで体の側面を前にしてある程度滑れるようになっていました。ボード仲間ができてうれしい限りです。

これがその時の写真で、左が私、右が友人です。私はヘルメットにゴーグルにマスクで不審者感ありますね。でもこれ快適なんですよー。

f:id:caffeein_sleep:20211209155857j:plain

 

5.スキー場の注意点とか箇条書きで

  • 周りをよく見て滑ろう
  • スマホは体に近いポケットに入れると電池減りにくいけど転んだ時にバキらないようにきをつけよう
  • 現金用意しろ
  • 新雪コース行くのは少なくともうまくなってからな。うまくても新雪は慣れてないとやばい。慣れててもたまにやばい。あそこ埋まるとまじで窒息するので。ある程度人が滑って均されてたら平気だとは思う
  • コースから大幅にそれたりしないこと
  • 安全のためには複数人で行くのがベスト
  • ある程度滑ったらしっかり休憩を挟もう
  • 水分補給大事
  • スノボで坂の途中で座るときはできるだけ端っこで。めっちゃ広い坂だったらまあ真ん中でもおけ

 

今パッと思いつくのはこのくらいだろうか。後で他に思いついたら書き足しておく。

 

6.おわりに

もっとスノボのグラトリとかパークとかカービングの話とかもしたかったのですが、これ以上書くと長すぎる気がするしキリが良いので今回はここらへんで。

私はまだグラトリでくるくる回りながら滑ったり、スイッチングしたり、少しジャンプして180度回転するーとかぐらいしかできないですが、もっといろいろできるようになりたいですね。

スキー・スノボ大好きなので、誘ってもらえると嬉しいです。初心者も歓迎です。布教します。(さすがに初心者複数人だと教えきれないけど。)

 

これからがスキー・スノボのシーズンなので、まだやったことない、という方も是非挑戦してみてくださいね!楽しいですよー!